愛媛今治の600年続く伝統行事お供馬を見に行ってきた

競馬

愛媛県今治市に遠征し、お供馬という祭事を見に行ってきました。
菊間祭りのお供馬の走り込みとは、

愛媛県の無形民俗文化財の指定を受けた伝統行事で、祭用の鞍や装飾具を着けた馬に3歳から15歳までの少年が乗子(騎手)となり、「ホイヤー、ホイヤー」の勇ましいかけ声とともに300mの参道を駆け抜けます。(今治市)

参道の最後には坂道があり、そこを駆け上がるのはとても迫力がありました。
詳細を説明していきます。

起源は約600年ほど前の室町時代、京都上賀茂神社葵祭の行事をまねて始まったと伝えられているそうです。
家内安全や五穀豊穣を祈願して行われていて、愛媛県無形民俗文化財に指定されています。

地域の小学校、中学校でも授業で取り扱うなど地域を挙げてお祭りに取り組んでいます。

また、お供馬のほかにも獅子舞や継ぎ獅子、神輿や牛鬼などが境内に繰り出し、お祭りを盛り上げます。

2024年お供馬祭りの詳細

開催日と場所

開催日 10月20日(日)午前8時30分から走り込み開始  (例年10月中旬頃)
            午前11時走り込み終了

場所  愛媛県今治市菊間町 加茂神社 今治ICから車で30分 

駐車場 今治市立菊間中学校
    今治市立菊間小学校
    緑の広場公園運動場

最寄り駅 JR菊間駅

走り込みの見どころ

参道の所が柵で囲まれていて、競馬場よりさらに近くでサラブレッドが疾走しているところを見ることができます。
地元の子どもたちが、この日のために毎週末練習を重ねて望んでいます。
複数の馬が同時に走りこむところ、乗子が手を放してポーズをとるところが非常にかっこいいところです。
小学校低学年の児童も乗っていて、温かい声援が送られています。

この坂道を駆け上がっていきます
上からの景色 奥の鳥居辺りから走り込みます

馬とのふれあい体験

馬とのふれあい体験走り込みが終わった後には、馬とのふれあい体験をすることができます。
普段馬を触る機会は少なく、多くの人が触れ合いを求めていました。
祭用の鞍や馬具をつけているので、とてもかわいらしいです。
鞍は座布団のようなもので、子どもや大人も馬に乗って記念撮影をしていました。

私たちもふれあいをさせていただきました。

レイ
レイ

チルアウト青鹿毛のかっこいい馬だったー

馬の紹介

元々は中央競馬で走っていた馬もいます。
皆さんの知っている馬はいますか?

ラッキー

パルクリール

エムオーロープ

スケッチブック

メーテルリンク

ハルセイノーア

オースミイーグル

イブキゴルテルゼ

チルアウト

ワンダーグロワール

カネショウシーズ

可愛いチョロ君も

鳥居近くのご家庭に、ブロックから顔を出す可愛いチョロ君。
地元では有名な犬で、通る人みんなに頭を撫でられていました。
どこかの番組で取り上げてくれそうなくらい可愛かったです。

今治市の馬に関する観光スポット

野間馬ハイランド

日本在来馬の中で一番小さい馬が野間馬。
野間とは、愛媛県今治市の地名で、この地域で繁殖し出来上がった馬と言われています。
おとなしい性格で、働き者で田んぼや畑を耕したり、荷物を運んだりするのに大変役立っていたそうです。

体高は120㎝以下で寸胴な体型。
ポニーと似ていると感じました。

子どもの乗馬もすることができるようです。
私たちが行った日は雨でほとんど誰もいませんでした。

住所   愛媛県今治市野間甲8
営業時間 10時〜17時
休園日  火曜日

まとめ

今回は、愛媛県今治市菊間町のお祭りお供馬の走り込みを見に行きました。
お供馬の馬は元々は競馬で走っていた馬で、第2、第3の馬生を歩むために菊間に来た馬もいると聞きました。
このように、競馬では活躍できなかった馬が地域貢献で活躍するのはとても良いことだと感じました。
今後、自分が応援していた馬や馬券を買った馬が走り込みをしている姿があるかもしれません。

皆さんは知っている馬がいましたか?
来年も、自分は行ってみようと考えています。皆さんもぜひ、行ってみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました